Sho Yamazaki

日報・振り返り

小規模飲食店におすすめの無料DXツール|導入前に知っておきたいこと

小規模飲食店の無料DXツールを、店舗情報・空席案内・顧客管理・日報の用途別に整理。AKISEKI、TSUGIVO、Googleの基本サービスと、無料範囲・運用負担の見極め方を紹介します。

小規模飲食店におすすめの無料DXツール|導入前に知っておきたいこと

無料のツールを入れたのに、入力先や確認する画面が増えてしまう。小規模飲食店のDXでは、機能の多さより「どの作業を減らすか」を先に決めることが大切です。この記事では、店舗情報、空席案内、顧客管理、日報という用途別に、無料で始める選択肢を紹介します。自店の課題から選ぶための整理で、全サービスを網羅したランキングではありません。

目次 8項目・読みたいところから

無料DXツールは、減らしたい作業から選ぶ

同じ情報を何度も入力する、空席の問い合わせに都度答える、来店後の記録が散らばる。まず困っている場面をひとつ書き出します。その作業がなくなるのか、まとめられるのか、確認しやすくなるのかで道具を選びます。

紙で無理なく回っている作業を、すべて一度に置き換える必要はありません。スマホで入力できるか、営業中に更新できるか、後から自分で直せるかまで確認します。

AKISEKI・TSUGIVOは、当サイトで提供・案内するサービスとして紹介しています。ほかの候補も用途別に取り上げ、自店の課題に合うかを判断できるように整理します。

用途別に見る、小さなお店の無料ツール候補

表は左右にスクロールできます →

2026年10月25日に一次情報で確認した、用途別の候補
課題・候補無料で始める範囲導入前の確認
店舗情報:Google ビジネス プロフィール検索・マップ上の基本情報を管理対象ビジネスの条件とオーナー確認。広告は別
空席案内:AKISEKIFREE月額0円で席情報を更新・公開店舗が更新する。予約・座席確保ではない
顧客管理:TSUGIVOFREE月額0円。QR回答と顧客一覧、お礼など。メール月100通まで同意・送信設定・追加機能の条件
記録:Google スプレッドシートと配布テンプレートGoogleアカウントで表計算を利用。配布テンプレートは無料Googleの利用条件、保存・共有権限。組織向け追加機能は別

端末、通信、印刷、設定に使う時間などは別に考えます。ここでの「無料」は、その範囲の利用料の説明です。有料の追加機能や他社サービスまで、すべて費用がかからないという意味ではありません。

見つけてもらう情報と、日々の記録を整える

Google ビジネス プロフィールで基本情報をそろえる

営業日、電話、場所、写真などを更新し、店舗ページへ進めるようにします。無料で管理できる対象と手順はGoogle公式を確認してください。空席のリアルタイム表示そのものとは役割が異なります。

スプレッドシートは、入力と共有のルールも決める

売上や経費を記録するなら、無料の日報テンプレートから始められます。開栓後のワインを管理するなら、ボトル管理表も配布しています。コピー後は店舗用の情報を公開せず、必要な人だけと共有してください。Googleの利用条件は公式案内を参照します。

空席の確認をまとめたい時は、AKISEKI

AKISEKIでは、店舗が席の状態を更新し、お客様が同じ公開ページから確認できます。店頭QRとSNSの案内先をそろえ、繰り返し説明していた空席情報をまとめる選択肢です。FREEは月額0円・初回カード登録不要です。

自動で空席を検知する道具ではないため、更新する合図を決めます。「今案内できる席」を伝える目的で使い、予約受付・確定や、会計・在庫管理を一括で行うサービスとしては扱いません。AKISEKI公式サービスも確認できます。

回答・顧客メモ・お礼をまとめたい時は、TSUGIVO

TSUGIVOは、お客様のQRアンケートへの入力を顧客一覧で確認し、店舗メモやお礼へつなげる選択肢です。FREE月額0円、メール月100通までという範囲から、自店の作業量に合うかを見ます。お客様自身の回答と送信が必要です。

販促メールには適切な同意と停止方法を確認します。匿名の意見収集だけが目的なら、顧客登録や配信登録を伴わない別の方法も検討してください。誕生日メールなどの追加機能は、無料範囲と提供状況を個別に確認します。TSUGIVO公式サービスと公開LPで最新の案内を確認できます。

導入は一つずつ。「使えたか」を確認してから広げる

導入する前に、小さく確かめる
  1. 選ぶ困る作業をひとつに道具より先に、用途と担当を決める。
  2. 試す無料範囲と画面を見る利用条件とお客様側の流れを確認する。
  3. 続ける重複を減らす入力先と見直す日を決める。
  1. 一番困る作業と、担当を決める

    空席の案内なら席が動いた後、日報なら締め作業など、使う場面を決めます。登録しただけで運用が始まるとは考えません。

  2. 無料範囲と、お客様側の画面を確認する

    使いたい機能、上限、アカウント・端末、公開される情報、止めたい時の手順を確認します。実際の店名・顧客情報を入れる前に、サンプルや許可された範囲で操作を試します。

  3. 入力の重複と、使わなくなった作業を見直す

    同じ情報を別の画面へ何度も転記していないかを見ます。必要な記録を一つの正本に決め、確認するだけの場所と区別します。

両サービスを使う場合も、まず更新とQR案内の担当を決めます。連携や自動化を確認していない作業まで、まとめて自動になるとは説明しません。

来店前と来店後の両方が課題なら、基本無料から確認する

AKISEKIは来店前の空席確認、TSUGIVOは来店後の顧客情報とお礼という役割です。今の課題が片方なら、そのサービスだけを選べます。両方を使う場合も、共通の店舗登録画面で選択できます。

無料DXツールの導入前チェックリスト

  • 減らしたい作業をひとつ決めた
  • 必要な機能が無料範囲に入るか確認した
  • 送信数・追加機能・端末などの条件を確認した
  • 入力担当と営業中の作業の合図を決めた
  • 公開情報と店舗内の情報を区別した
  • サンプルとお客様側の画面で確認した
  • 使わなくなった時のデータの扱いと停止方法を確認する

次にできること

ツールの数より、減らせる作業をひとつ決める

今いちばん困っている場面から、無料で試せる道具を選びましょう。空席発信と来店後の顧客管理を整えたい場合は、共通登録画面で必要なサービスを選べます。

出典・確認した情報

文例・図解は説明用の作例です。制度・機能・受付状況は変更される場合があります。利用前にリンク先の最新情報をご確認ください。