Sho Yamazaki

集客の仕組み

AKISEKIとTSUGIVOの活用方法:空席案内から来店後のお礼まで

AKISEKIは来店前の空席案内、TSUGIVOは来店後の顧客管理とお礼メール。小さなバーの営業を例に、設定、更新、QRの声かけ、店舗メモまで具体的に紹介します。

AKISEKIとTSUGIVOの活用方法:空席案内から来店後のお礼まで

席が空いている時に、今の状態を知ってもらいたい。来てくれたお客様には、お礼を届け、次の接客にもつなげたい。少人数のお店では、この二つを無理なく続けることが課題になります。AKISEKIは来店前の空席案内、TSUGIVOはお客様の回答を起点にした顧客管理とお礼メールを支えるサービスです。この記事では、小さなバー・ワインバーを想定し、それぞれを営業のどこで使うかを具体例とともに整理します。機能・料金・受付状況は2026年10月20日に公式導入ページで確認しています。

まず、二つのサービスで整える場面を分ける

AKISEKIで整えるのは「今、お店に入れるか」の確認先です。TSUGIVOで整えるのは、お客様が回答した後の情報と連絡です。どちらも、店側の運用を決めて使うと役割がはっきりします。

困っている場面から選ぶ
サービス使う場面とできることお店で行うこと
AKISEKI来店前。公開ページで空席を案内し、店頭QRやSNSから確認してもらう。席の構成を設定し、案内できる状態に合わせて更新する。
TSUGIVO来店時から来店後。QRアンケートの回答を顧客一覧で確認し、店舗メモやお礼メールにつなげる。質問・利用目的・メール設定を確認し、お客様に任意で回答を案内する。

「SNSの空席投稿がすぐ古くなる」が主な悩みならAKISEKIから、「回答や好みを整理できず、お礼も続かない」ならTSUGIVOから始められます。両方が課題なら、営業前・営業中・会計時・来店後の作業として組み合わせます。

AKISEKI:空席の確認先を一つにして、席が動いた時に更新する

AKISEKIは、店舗がスマートフォンで席をタップして空席情報を更新し、お客様が公開ページで確認する仕組みです。カウンターやテーブルなど、自店の席構成に合わせて設定できます。お客様向けの専用アプリは不要で、店頭QRやSNSのリンクから案内できます。

  1. 席の構成と店舗情報を設定する

    導入ページから登録手順を確認し、店舗と席を設定します。電話番号や公開ページの表示も、お客様の立場で確認してください。

  2. 「案内できる席」を更新する

    営業開始時と、受け入れられる席が変わった時に確認します。予約で確保している席や片付け前の席を、案内できる席として数えない運用にします。

  3. SNSと店頭から同じ公開ページへつなぐ

    プロフィールには「現在の空席はこちら」、店頭QRには「今の空席を確認できます」と用途を添えます。SNS投稿を見た時点と来店時で状況が変わるため、最新の確認先へ案内する形にします。

  4. ひとことコメントと電話の導線を使う

    「カウンターのみご案内できます」など、席表示だけでは伝わらないことを補足します。人数や到着時刻の相談は、公開ページの電話ボタンから確認してもらう運用にできます。

空席は店舗が更新します。自動で席を検知するものではなく、空席表示によって予約や席の確保が完了するわけでもありません。更新の担当とタイミングを、先に決めておきましょう。

活用例:カウンター中心のワインバーで、案内のずれを減らす

以下は架空の営業例です。実店舗の利用実績や成果を示すものではありません。

営業開始前

店内と予約状況を確認し、案内できる席の状態を更新します。SNSに当日の案内を出す場合は、「現在の空席はプロフィールのリンクからご確認ください」と添えます。

満席になった時

席の表示を更新します。必要に応じて、ひとことコメントでも現在の状況を補足します。古いSNS投稿を見た方にも、最新の公開ページへ進んでもらえるようにしておきます。

会計と片付けが終わった時

新たに案内できる状態になってから更新します。スタッフが一人なら、「会計後の片付け→席表示の確認」を一続きの作業にすると、更新の合図を決めやすくなります。

お客様向けの案内文の作例

現在の空席は、こちらのページでご確認いただけます。ご来店までに状況が変わる場合があります。人数などのご相談は、お越しの前にお電話でお願いします。空席表示は席の確保をお約束するものではありません。

閉店時も公開ページを確認し、営業中と誤認される空席案内を残さないようにします。更新が追いつかない日は、電話での確認をお願いするなど、実際に対応できる案内にそろえてください。

TSUGIVO:QRの回答を、顧客一覧・店舗メモ・お礼につなげる

TSUGIVOでは、店舗専用のQRからお客様がアンケートに入力・送信し、その回答を顧客一覧で確認できます。回答履歴や店舗メモを、次の接客を考える材料として使えます。

  1. アンケートと利用目的を確認する

    登録と店舗設定の後、実際に表示される質問、取得する情報、利用目的、メールの同意に関する案内を確認します。質問の内容や変更できる項目は、現在の設定画面で確認してください。

  2. 会計時など、落ち着いて案内できる場所にQRを置く

    読み取ると何ができるかを短く書き、回答は任意と伝えます。お客様が急いでいる時や、回答を希望しない時は、入力を求め続けない運用にします。

  3. 回答と、接客に必要な店舗メモを確認する

    顧客一覧で回答内容を見て、必要なら好みや会話の要点を店舗メモに残します。お客様が話したことと、店側の推測を混ぜないようにします。

  4. お礼メールの文面・送信条件を確認する

    公式導入ページでは、基本設定でアンケート回答の翌日10時にお礼メールを自動送信すると案内されています。回答したその場ですぐ届くものと説明せず、実際の設定と送信条件を確認してください。個別メールも、利用条件に沿って使います。

お店に来た方が自動的に全員登録される仕組みではありません。お客様による入力と送信が必要です。販促の案内を送る場合は、適切な同意と配信条件を確認し、お礼の目的だけで取得した情報を別の用途に広げないようにします。

活用例:QRの声かけ、好みのメモ、短いお礼文

次の文面はすべて説明用の作例です。実際のアンケート画面、利用目的、メール設定に合わせて調整してください。

会計時の声かけ

よろしければ、こちらのQRからアンケートにご協力いただけます。回答は任意です。入力する情報やメールのご案内は、画面をご確認ください。

QRを読み取る前に、用途が分かることが大切です。入力を苦手に感じる方には、無理にスマートフォン操作を求める必要はありません。

接客に役立つ店舗メモ

ご本人より「軽めの赤が好み」とのお話。次回は、その日のおすすめから軽い飲み口のものを案内する。

記録するのは次の接客に必要な要点です。好みを固定的に決めつけず、次回来店時に改めて希望を聞きます。家庭の事情など、接客に不要な私的情報を書き足さないようにします。

お礼メールの文例

件名:ご来店ありがとうございました【店舗名】

先日は【店舗名】へお越しいただき、ありがとうございました。アンケートへのご協力にもお礼申し上げます。
次回も、その日の気分に合う一杯をご案内できればうれしいです。またのご来店をお待ちしております。

【店舗名・連絡先】

店舗名と連絡先を実際の情報に置き換え、設定できる文面の範囲で使います。宛名や個別の会話を入れる場合も、送信する相手と内容が合っているか確認してください。

最初のお礼に、毎回値引きや多数の案内を詰め込む必要はありません。回答への感謝と、次に相談しやすい雰囲気が伝わる短い文面から始められます。

両方を使うなら、営業の流れに作業を置く

二つを同時に始める場合も、作業を一度に増やすより、営業の区切りごとに担当と確認することを決めます。一人営業なら、すでに行っている開店準備・片付け・締め作業に重ねてみてください。

一人営業を想定した運用例
場面AKISEKIで行うことTSUGIVOで行うこと
営業前予約と店内を確認し、案内できる席を更新。公開ページとSNSのリンクも確認。QRの案内を設置。初回はアンケートとメール設定を確認。
営業中満席や、片付け後に案内できる席が変わった時に更新。接客を優先。落ち着いた場面で、希望する方に回答を案内。
会計時退店後、席を案内できる状態になったら表示を見直す。QRの用途と回答が任意であることを短く伝える。
閉店時営業終了後の公開表示を確認。必要な回答確認と店舗メモ。メールの設定・利用量で気になる点を確認。
回答の翌日以降次の営業で再び状態を更新。基本設定は翌日10時のお礼送信。条件や送信状況を確認し、必要な対応を行う。

空席ページを見ただけで、TSUGIVOの顧客一覧へ登録されるわけではありません。空席確認とアンケート回答は、それぞれ別の行動です。両方を使う場合も、お客様が何に回答し、どんな連絡を受けるのかを分かるように案内します。

登録前に、使いたい機能と費用・条件を確認する

2026年10月20日に確認した公式導入ページでは、両サービスとも一般の店舗登録を受け付けています。FREEは月額0円で、登録時のクレジットカード入力は不要と案内されています。TSUGIVOのFREEではメール送信が月100通までのため、回答者数ではなく送るメールの通数として確認してください。

料金や提供機能は変わる場合があります。導入前は、各LPの最新の料金・利用条件と、登録後に実際に設定できる内容を照合します。画像に含まれる画面や紹介文だけで判断せず、特に誕生日メールなど一部機能の提供状況は最新の案内を確認してください。

どちらから始めるか迷ったら、次の営業で続けたい作業を一つ決めましょう。「席が動いたら更新する」「会計時にQRを案内する」のように、行動を決めてから導入すると、設定後に何をすればよいかが明確になります。

続けるための見直しは、作業の抜けから始める

週に一度など、自店で続けられるタイミングで運用を見直します。これは運用例で、サービスに自動集計機能があることを示すものではありません。

  • AKISEKI:営業前や満席時に更新できたか。閉店後に古い案内が残っていないか。店頭QRとSNSのリンク先は正しいか。
  • TSUGIVO:QRの用途が伝わったか。任意の回答を無理に勧めていないか。メモが次の接客に使える短さになっているか。
  • メール:設定と送信条件、利用量を確認できているか。連絡を望まない方の希望に対応する運用を確認したか。

ページ閲覧やメール送信は、来店・再来店の実績そのものではありません。実際の反応は会計時の会話や日々の営業記録など、確認できた範囲で振り返ります。成果を急いで断定するより、まずは最新の案内と無理のない接点を続けることを目標にします。

次の営業で使う前のチェックリスト

  • 空席案内と来店後フォローの、どちらから始めるか決めた
  • AKISEKIの店舗・席・電話番号と、公開ページを確認した
  • 席が動いた時と閉店時の、更新担当と確認の合図を決めた
  • SNSと店頭QRから、同じ最新の空席ページへ進める
  • TSUGIVOのアンケート・利用目的・同意の案内を確認した
  • QRの声かけは任意とし、急いでいる方には無理に勧めない
  • 店舗メモは、接客に必要な事実と希望に絞る
  • お礼メールの文面・送信条件・月間の利用量を確認した
  • 料金と一部機能の提供状況を、最新LPで確認した

次にできること

まずは、次の営業で続ける作業を一つ決める。

空席案内を整えるなら、公開ページを確認して、更新のタイミングを決めてください。来店後の接点を整えるなら、QRの案内文とお礼の設定を確認しましょう。両方を検討する場合は、統合の導入ページで現在の画面と条件をまとめて確認できます。

出典・確認した情報

文例・図解は説明用の作例です。制度・機能・受付状況は変更される場合があります。利用前にリンク先の最新情報をご確認ください。