Sho Yamazaki

顧客管理

飲食店の顧客管理を無料で始める方法

飲食店の顧客管理を無料で始めたい方へ。紙・スプレッドシート・TSUGIVOの使い分け、最初の記録項目、同意と管理のルール、店内QRから始める手順を紹介します。

飲食店の顧客管理を無料で始める方法

お客様の好みを覚えておきたいけれど、記憶や個人のメモだけでは続かない。そんな時は、高機能な顧客管理システムを契約する前に、残す情報と使う場面を小さく決めましょう。紙、Google スプレッドシート、QRアンケートを使うTSUGIVOには、それぞれ向く運用があります。この記事では、無料で始める選択肢と、最初の一人を記録するまでの手順を整理します。

目次 7項目・読みたいところから

最初に「次の接客で使う情報」を決める

顧客管理は、できるだけ多くの個人情報を集めることではありません。「前回選んだワインを確認する」「希望する方へお礼を届ける」など、使う場面を先に決めます。全員の住所や誕生日を集めなくても始められます。

最低限の管理例は、識別する呼び名、確認した日、本人が伝えた好み、連絡の希望と同意の確認先です。注文した事実と、好みだと本人が話したことは分けます。予約のために預かった連絡先を、そのまま販促用リストへ移す運用にはしないでください。

紙・スプレッドシート・無料ツールを比べる

表は左右にスクロールできます →

無料で始める方法と、店舗側で必要な作業
方法向く使い方確認したい負担
紙の顧客ノート少数のメモを手書きで残す保管・探す手間・紛失防止。紙などの費用は別
Google スプレッドシート自分で項目を決め、検索や並べ替えを使う入力・重複・権限管理・連絡は自店で行う
TSUGIVOのFREEお客様のQR回答を顧客一覧とお礼へつなぐフォームと配信設定、同意、FREEの送信上限を確認

Google スプレッドシートはGoogleアカウントで利用でき、組織向けの追加機能などは有料プランと区別されます。利用条件はGoogle公式で確認してください。費用0円の範囲だけでなく、入力と見直しを誰が担当できるかで選ぶことが大切です。

少人数のワインバーで残す、短い記録の作例

以下は説明用の架空の記録です。実在のお客様やTsuki-akariの顧客情報ではありません。

スプレッドシートでも紙でも使える記録

呼び名:お客様A
確認日:[実際に確認した日]
本人から聞いた希望:酸味が穏やかな白を少量で楽しみたい
次の接客で確認すること:今日も同じ好みか、最初に尋ねる
連絡:希望・同意を確認できていないため送らない

「高いワインを買いそう」などの推測や、接客に不要な私生活の情報は書きません。連絡先を使うなら、目的・連絡してよい内容・停止希望を確認できるようにします。記録項目の詳しい考え方は店舗メモの残し方も参考になります。

無料でも、保存場所と同意のルールは先に整える

個人情報保護委員会は、小規模事業者にも、利用目的を伝えること、目的に沿って使うこと、安全に保管することを案内しています。公式チェックリストで確認できます。

  • 必要な人だけが見られる保存先と権限にする。
  • 私物端末やスタッフ個人の連絡先へ無断で複製しない。
  • 古い情報を見直す日と、不要になった情報の扱いを決める。
  • 販促メールは適切な同意と停止方法を確認してから送る。

広告宣伝メールの扱いは、消費者庁の案内も確認してください。顧客管理ツールへ登録したことだけで、どんな案内も送ってよいとは考えません。

QR回答から始めるなら、基本無料のTSUGIVOを確認する

TSUGIVOでは、お客様自身のアンケート回答を顧客一覧で確認し、店舗メモや来店後のお礼に使えます。2026年10月25日の公開LPでは、FREEは月額0円・初回カード登録不要、メールは月100通までと案内されています。送信は設定と配信条件の範囲で行われます。

店舗が項目を自由に追加できること、ほかの名簿を自動で取り込めること、POSや予約台帳と自動連携することは、この記事では前提にしていません。必要なら登録前に確認してください。誕生日メールも、無料で利用できる機能としては含めていません。

最初の1件から、続けられる運用を試す

顧客管理は、使う場面を決めてから始める
  1. 決める残す情報を絞る次の接客で確認したいことを選ぶ。
  2. 整える保存と同意を確認必要な人だけが使えるようにする。
  3. 試す最初の記録を見直す見つけられるか、接客に使えるか確かめる。
  1. 使う場面と担当をひとつ決める

    例えば「次回のワイン提案で好みを確認する」。会計後に担当者が短く記録する運用にします。

  2. TSUGIVOなら、公開フォームとメールを確認する

    共通登録後に店舗情報を整え、回答項目・利用目的・配信同意・お礼の文面と送信設定を確認します。配信を試す時も、意図しない相手へ送らないようにしてください。

  3. 希望するお客様へ案内し、保存後に見直す

    QRの説明は短くし、回答は任意であることを伝えます。後から一覧とメモを探せるかを確認してから運用を広げます。

無料の顧客管理を始める前のチェックリスト

  • 記録を何に使うかを決めた
  • 必要な項目だけに絞った
  • 本人が話した内容と推測を分ける
  • 保存先と閲覧できる人を決めた
  • 配信同意と停止希望を確認する方法がある
  • 無料範囲・送信上限・追加機能の条件を確認した

次にできること

「何を覚えておくか」を決めてから、道具を選ぶ

まずは次の接客で役立つ記録をひとつ決めましょう。QRの回答とお礼をまとめたい場合は、TSUGIVOのFREEで、フォーム・顧客一覧・メール設定を確認してみてください。

出典・確認した情報

文例・図解は説明用の作例です。制度・機能・受付状況は変更される場合があります。利用前にリンク先の最新情報をご確認ください。